北京五輪聖火騒動

2008年4月20日No.593
ギリシャのオリンピアで行われた五輪の聖火採火式では北京五輪に反対する男たち数人が儀式に乱入するという事件が起きた。また、ロンドン、パリでは聖火ランナーに対して大規模な妨害行為が繰り返された。パリでは4回も聖火ランナーの聖火を消さなければならない事態となり、最後は聖火ランナーがバスで移動するという措置もとられた。これは当時中国がチベットの騒乱を鎮圧するために武装警官隊が死者を出すほどの乱暴をチベット市民に対して行ったという報道に対するものであるところが大きい。日本でもスタート地点を変更、警官約90人が伴走するなど妨害行為に対応していた。